平家物語ノート
2012年4月15日日曜日
巻第三:信仰心が深かった清盛
清盛は、自分の娘を天皇の后としたが、その建礼門院が懐妊した。生まれるのが男と女では大違い。清盛は、比叡山の天台座主を始め、高僧という高僧に、男子の誕生を祈願させた。
清盛は、信心深いというイメージはないが、厳島神社の創建といい、ここぞというときは、神や仏に対して祈願している。
武力を背景に成り上がったというイメージが強い清盛だが、自分の権力基盤の弱さを、清盛は誰よりも実感していたに違いない。
だからこそ、平家の危機の際には、神や仏の力に頼ったのだろう。
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