平家物語ノート
2012年5月16日水曜日
巻第五:わずか6ヶ月で都を京に戻す
源頼朝の挙兵に応じてか、清盛は、遷都からわずか6ヶ月しかたっていない、その年の12月に突然、福原を捨てて、都を京に戻した。
物語の中では、清盛はそもそも福原に都を遷した原因を次のように記している。
京は、比叡山や興福寺のある奈良に近いので、両寺の僧兵が、容易に京に入り、狼藉を働く。両寺から遠い福原に都を遷せば、そうした事態を防ぐことができる。それが、真の原因だと。
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