2012年5月1日火曜日

巻第三:流刑地としての鬼界が島

流刑地として登場する鬼界が島。地図で見ると、奄美群島のすぐ近く。それにしても、これほど都から離れた地に、流刑地を設定したものだ。他に島はいくつもあったろうに、どうして鬼界が島なのか?

平家物語の中では、島に住む人々は、色も黒く、服装も全く違い、言葉も通じない、としている。古くから、太宰府と関係があったとも言われ、あるいは、別な島に流されたのではないか、とも言われている。

真相は不明だが、鬼界が島という名前からして、物語の中では、最果ての地に流される、ということが、イメージしやすい場所ではある。

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