2012年5月2日水曜日

巻第四:戦闘になると登場人物がいっぱい

以仁王の挙兵により、平家との戦闘が開始される。戦闘が始まると、がぜん、登場人物が多くなり、読んでいても、誰が誰だか、わからなくなってくる。

戦闘においては、自分がどのような成果を上げたのかが重要になる。相手の大将を討ったのは誰か、敵前逃亡したのは誰か、ということが、つまり個人の名前が大事なのだ。

武士の時代になるとは、ある意味では、個人の時代になった、ということを意味している。

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