平家物語ノート
2012年5月16日水曜日
巻第五:神護寺の文覚上人
この物語の中でも、深く印象に残る登場人物の一人が、文覚上人だ。
若い時に、熊野はもとより、金峰山、葛城、白山、立山、富士山、箱根、羽黒山など、修験道の名だたる名所で修行し、武士と戦っても引けを取らなかった。
神護寺を再興し、その勧進の仕方が過激すぎて、伊豆に流され、そこで源頼朝と出会う。頼朝のために、福原を訪ね、後白河法皇から院宣を預かり、頼朝に届けた。
文覚上人は、物語の中で、そのような超人的な活躍をした人物として描かれている。
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