2012年6月16日土曜日

巻第七:平家を滅ぼしたのは木曾義仲

この物語によれば、都落ちした平家の数は、およそ7,000人であったという。

平家が木曾義仲を打つべく。北陸に出発した軍勢はおよそ10万人。しかし、倶利伽羅峠の戦いで、木曾義仲の計略によって、平家の軍勢は、7万人が倶利伽羅峠に転落して死亡したという。

にわかには、信じがたい数字だが、この物語の中だけで解釈すれば、平家を実質的に滅亡に追い込んだのは、源頼朝でも義経でもなく、あきらかに、木曾義仲ということになるだろう。

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