一の谷の戦いで、不運にも命を落とした、平通盛。その妻の小宰相は、都でも一番と評判の美女だった。
平通盛は、小宰相に一目惚れ。なかなかチャンスに恵まれなかったが、偶然に助けられ、憧れの小宰相を、娶ることができた。
その後は、相思相愛で幸せな日々を送っていたが、ついに、平家の一員として、源氏の戦に巻き込まれてしまう。
一の谷の戦いでの、平通盛の死を知った小宰相は、伝えらた夫の遺言に従わず、一の谷から逃れた船の上から、身を投げてしまった。
このエピソードの真偽はわからないが、これに類する話は、現実にあったことなのだろう。
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