巻第九には、2人の印象的な女性が登場する。そのうちの一人が、巴である。
木曾義仲が信濃にいた時代から、側についていた女性で、恋人同士だったのかどうかまでは、平家物語には書かれていない。
とても美しい女性で、しかも、男顔負けの強い武将でもあった。
義仲が、宇治・瀬田の戦いで、最後の5人になるまで残っていたが、義仲が、最後に近くに女性がいた、ということを後世に伝えたくなかったため、義仲から、落ち延びるように説得され、東の国に去った、と書かれている。
しかも、その直前に、源氏の名だたる武将を、力ずくでねじ伏せて、首をねじ切ってから、逃げた、という。
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